「宇大マルシェ」を企画した安司奈央さん、草刈美紅さん、杉山広輝さん(宇都宮大学教育学部総合人間形成課程2年)
2013年1月26日に、宇都宮大学教育学部総合人間形成課程の塚本純教授の「プロジェクト研究Ⅰ」で「宇大マルシェ~宇大を楽しもう~」を企画した安司奈央さんと草刈美紅さん、杉山広輝さん。「ホテルアールメッツ(宇都宮市)さんの協力で、塚本プロジェクトC班の私たち学生が企画したイベントです。イベントの目的は、外部の企業と提携して、『地域に貢献する』と、『大学の外に出て活動しよう』をかかげました」
マルシェに参加した「ディンプルアート・カラー」の商品開発者木村隆夫さん(宇都宮大学工学部教授)は、自ら店頭に立って商品をお客様に説明して、体験コーナーの指導にあたっていた。幼稚園児から大人まで楽しんで作品をつくることができる体験コーナーは、ディンプルアート・カラーのステンドグラス調の美しいカラーに魅せられて人垣ができていた。
宇都宮大学農学部附属農場産の乳製品、お米、うどんなどのコーナーは、スーパーマーケットにはないオリジナル商品で「安全でおいしい」を目指す主婦たちの人気の的。
宇都宮大学漫画研究会のコーナーは、漫画研究会会誌の見本が置かれて興味深いコーナーであった。漫画研究会のカレンダーも販売、学生たちの個性豊かな漫画が描かれた楽しいオリジナルカレンダーであった。
「活動を始めたのは4月からですが、最初はもう少し別の形の企画をしていました。二転三転してこの形に落ち着きました」
「思ったより企画作りが大変でした。案をたくさん考えて、たどり着くまでに、いろいろありました。断念した企画もたくさんあります」
「最初はもっとたくさんのグループが参加予定でしたが、大学は時期的に試験と重なるので、参加グループを募るのが難しかった。そのために規模を縮小せざるを得ませんでした。その辺も考えさせられました」と安司さんたち。
さまざまな難問をクリアして実現させたプロジェクトだけに、当日のお客様への呼びかけは熱心であった。
「この企画を通して多くの人たちと出会い、大学の中からより世界が広がりました。4月から3年生。卒業後に向けてさまざまな世界へ飛び出していき、社会との関わりを持つ第一歩になりました」

宇大漫画研の学生と。後列右から草刈さん、安司さん、杉山さん

農産物コーナーで。呼び込みの旗とチラシをもつ安司さんたち

ディンプルアート・カラーの説明をする木村教授

熱心にお客様を呼び込みました

展示された作品

体験コーナーで指導する木村教授