アートセンターサカモト 栃木文化社 BIOS編集室

「とっておきの一冊」No.11

『黄ぶな物語(改訂版)』
作・立松和平 画・やまなかももこ


書籍情報

・書籍名:黄ぶな物語 改訂版

・作 立松和平/画 やまなかももこ

・発行所:有限会社アートセンターサカモト

・〒320-0012 栃木県宇都宮市山本1-7-17

・TEL 028-621-7006 Fax 028-621-7083

・E-mail artcenter.sakamoto@rapid.ocn.ne.jp

・価格:本体1,800円+税

・ISBN978-4-901165-19-8 C8793

立松 和平

(1947-2010)

栃木県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。在学中に『自転車』で早稲田文学新人賞。卒業後、種々の職業を経験、故郷に戻って宇都宮市役所に勤務した。

1980(昭和55)年『遠雷』で野間文芸新人賞、1993(平成5)年『卵洗い』で坪田譲治文学賞、1997(平成9)年『毒―風聞・田中正造』で毎日出版文化賞、2002(平成14)年歌舞伎座上演『道元の月』台本で大谷竹次郎賞、2007(平成19)年『道元禅師』で泉鏡花文学賞、2008(平成20)年親鸞賞を受賞。ほか作品多数。

日本国内、国外を問わず各地を旺盛に旅する行動派作家として知られ、自然環境保護問題にも積極的に取り組んだ。


やまなか ももこ

(1977-)

栃木県生まれ。女子美術大学デザイン科卒。1999(平成11)年『黄ぶな物語』立松和平作(アートセンターサカモト)発表。

2003(平成15)年『田んぼのいのち』(くもん出版)、2007(平成19)年『牧場のいのち』(同)が、それぞれ第19回、第21回ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレで入選。2005(平成17)年に、観音庵(新宿区)本堂の天井画完成。2008(平成20)年春に公開された映画『ぐるりのこと。』(橋口亮輔監督)で主演女優が描く絵として天井画を提供。

主な作品に『アユルものがたり〜那須のくにのおはなし〜』(アートセンターサカモト)、『孝子桜のある日のお話』(随想舎)、『あれから―俵万智3・11短歌集』(今人舎)、『火のカッパ』(国土社)、『孫正義物語 とことん』(フレーベル館)ほか多数。