電子版パリ通信
記事一覧
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No.82
北フランス・ノルマンディの古都ル-アンで個展を開催
パリ3区はマレ地区といわれる。かのバスティーユ広場も近く、貴族の館を美術館や博...
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No.81
パスカル・ニオ Pascal NIAU パティシエ・画家 「愛・仕事・情熱」をモットーに
私が初めてパスカル・ニオに会ったのは、パリのシャンゼリーゼ近くの大きなサロン展示会...
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No.80
再びパリ、ピアニスト フジコ・ヘミング
私(筆者)に日本滞在中のフジコから連絡があり、パリに戻る日を知らされた。日本...
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No.79
天竹博子(あまたけひろこ)アマタケ・アート協会代表、アート・コーディネーター
《美と歓喜》というと、ギリシャ神話の神々の楽園(シャンゼリーゼ)を思い浮かべる。...
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No.78
NAKANO 163(Hiromi)中野広美 一版多色刷り銅版画家
長い黒髪と黒衣装に白い顔でたたずんでいる不思議な印象のお嬢様に見えたが、実は...
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No.77
原田哲男 彫刻家
彫刻家原田哲男氏はパリの新潟協会の会長であり、2018年1~3月に「パリに生きる...
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No.76
松本かずこ シャンソン歌手
パリの私(筆者トモコ)の友人から松本かずこを紹介されて、カフェでお会いしたのが昨年...
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No.75
コンフィヌモン(監禁)のパリでモノロ-グ
まだ当時公にはなっていなかったが、2年前の10月ー12月頃より新コロナの噂があり、...
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No.74
木之下 眞弓 元音楽家・ダンサー
眞弓さんにお会いしたのは今年の1月。私はピアニストのフジコ・ヘミングさんに頼まれて彼女の...
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No.73
パリの3人展-大規模ストライキの最中で-
2019年の12月9日から18日まで、私と2人のアーティストの3人展がパリ6区のエチエンヌ...
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No.72
‘ISSHONI ART’ ポーランド・ニーサ市美術館館長エドワ-ド・ハワイコ氏と8人の日本人と4人のポーランド人ア-テイスト展
約3年前、私の友人のアーティスト、エリザベット・トムチェック(オリジナルはポ-ランド人)より、...
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No.71
マリオ・コシック(Mario・Kosik)スロヴァキア国立放送交響楽団指揮者
2017年、スロヴァキア交響楽団の指揮者マリオ・コシックの指揮する楽団の演奏を初めて聴く...
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No.70
モルドヴァ共和国ビエンナーレに名誉作家として招待されて
モルドヴァ共和国はルーマニアとウクライナに挟まれた小国で隣国ルーマニアと言語や文化は同じである。...
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No.69
Lisa Oshima 大島 莉紗 ヴァイオリニスト
毎年、私はパリのグラン・パレで開催する「コンパレゾン・アートグループ」の展示会に参加している。展示会は...
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No.68
パリに向かう若者たちの力-Yoshitaka SUZUKI-ダンサー・振付師
昔から日本の若者たちは母国を後にし、更なる向上を求めて海外に向かった。それは現在も同様に続いている。これ...
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No.67
千葉節子とTomoko k. Ober 2人展/アール・プラネタムール(ジャポニスム 2018)-2018年12月4日~16日-
私はおよそ20年前、パリで千葉節子のパフォーマンスと詩作の発表を見て、彼女のアーティストとしての実力を知っ...
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No.66
ル・マレで生きる92歳の画家のエネルギー-Mainou ROFASTE【メイヌ・ロファスト】-画家
私は約1年前に、専門の医師の診察で、右目が高眼圧で放っておくと失明するという診断を受けた。驚いて精密検査...
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No.65
絶えず好奇心を持ち自由に人生を楽しむ-天竹博子【Hiroko Amatake】-アマタケ・アート・協会代表、アート・コーディネーター
2012年に天竹博子さんと初めてお会いした。大統領官邸の近くの画廊だった。彼女の企画で開催した写真家ディミ...
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No.64
パリの日常-フジコ・ヘミング【Fuzjko Hemming】-ピアニスト
パリ在住のピアニスト、フジコ・ヘミングに初めてビオス電子版フロントのインタヴューをしてからもう4、5年はた...
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No.63
-天勢 いづる【AMASE IZURU】-ダンス・クラス経営者(元宝塚歌劇団雪組)
宝塚歌劇団の名は日本中どこでも知られているが、私や家族の中で直接には関係なく、私には他の美しい世界と思っ...
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No.62
国境を越えた「色彩のハーモニー」- Akio Hanafuji, Hideo Chita, Tomoko Kazama-Ober -
日本人アーティストHideo・CHITA(ヒデオ・チタ)とは20数年も前に、彼がパリで数人の仲間とグループ展を開催...
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No.61
農業大国フランスの威信をかけて-パリ「国際農業見本市(SIA)2018」Salon International de l’Agriculture にて-
息子が小学校の頃、息子の友人の親がフランス農林省に勤めていた関係で、国際農業サロン(見本市)に私達家族を...
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No.60
コロラトゥーラ・ソプラノ歌手-今井 あい【IMAI Ai】-
新潟フランス協会パリ支部の会合で出会った今井あいさん、いつも笑顔でよく笑う女性である。まるで健康優良児の...
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No.59
ジャーナリスト(ニュース、オンライン、プレスTV主管)、元ボリショイ・モスクワバレリーナ、画家-Jean Manian【ジャン・マニアン】-
数年前に出会ったフランス人ジャーナリスト、ジャン・マニアンとは何かと話があう良き友人の一人である。彼の名...
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No.58
ファッションモデル、 ウォーキングコーチ-北 幸子【KITA Sachiko】-
パリ市内の友人宅で初めて北幸子さんに会った。「なんて背の高い人だろう!」と洗練された肢体に圧倒された。...
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No.57
パリ市立ロマンチック(ロマン派)美術館・館長-Jérôme Farigoule【ジェローム・ファリゴル】-
パリ9区のピガール広場から歩いて5、6分の所に「ロマンチック美術館」がある。そこだけが街の喧騒を忘れさせ...
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No.56
総合芸術家-Patrick・Chambon【パトリック・シャンボン】-現代の肖像「オスカー・ワイルド」
生まれたのが一世紀ほど早過ぎたと思われるホモセクシュアルの作家オスカー・ワイルド(*1)の生涯は、私が知...
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No.55
「Musée de la Poupée(パリ人形博物館)」オーナー館長-Samy・ODIN【サミー・オーダン】-
ポンピドー・センターの裏側にある、メトロ・ランビュト近くの何世紀も続く細い道を入っていくと、マレ地区の落...
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No.54
アーティスト-Iku Higuchi【イク ヒグチ】-「個人の自由・個人の繁栄・個人の平安」を侵すものは罰せられる
アーティスト、イク・ヒグチさんとは10年前、ベルギーの首都ブリュッセルの展示会場でお会いし、昨年ベルリンの...
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No.53
ピアニスト-成嶋 志保【ナルシマ シホ】-フランスを通してヨーロッパの音を知る
パリの新潟県人の集まりで出会ったピアニスト成嶋志保さん、2014年に初めて彼女のピアノコンサートに行った...
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No.52
「ギャラリー・ベルリン‐バク」オーナー-Parwane・EHRARI【パーヴァネ・エラリ】-グローバルギャラリーを目指す
2011年にドイツ人の友人の紹介によってベルリンの「ギャラリー・ベルリン‐バク」(バクは現アゼルバイジャンの...
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No.51
画家・造形作家-稲葉 猛【Inaba Takeshi】-画家達はパリを目指した
温和で口数の少ない稲葉さんとはXEPO会場でよくお会いした。彼は長年「在仏日本人会アーティストクラブ(NAC...
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No.50
造形作家-Macha Volodina-Winterstein【マーシャ・ヴォロディナ‐ヴィンテルステイン】-祖国を捨てた画家
ペレストロイカ以前の混乱期のモスクワに生まれ、反体制の家族や友人たちの中で成長したアーティスト、マーシャ...
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No.49
ショパン博物館(ショパンの生家)館長-Tadeusz Owczuk【タデウス・オヴチョック】-2016年の7月、ポーランドを訪ねて
約10年前、私はポーランドのワルシャワで開催されたアート・シンポジウムに招待された。その時に歓迎の催しの一...
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No.48
文筆家・インスタレーション作家-Birgitta・Lindqvist【ビルギッタ・リンドクヴィスト】-母を思う気持ちは世界共通
パリのスウェーデン協会でインスタレーションの展示案内状を受け取った。古い写真をベースに“母のスカーフとの対...
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No.47
陶芸作家-Andoche・PRAUDEL【アンドシュ・プローデル】-太古の記憶を蘇らせた作陶
1946年中央フランスのコレーズ県キャブラックで生まれる。1970年パリ・ナンテール大学で美術、哲学の博士号取得...
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No.46
舞台芸術家-黒井 治【Kuroi Osamu】-妥協しない人生
黒井 治(くろい おさむ)は、私にとって不思議な存在であった。彼は私の展覧会のオープニングパーティに、いつも...
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No.45
造形作家-Rupert・Mair【リュペルト・マイール】-
「1963年に北イタリアのボルツァーノ(Bolzano)の大自然に囲まれた美しい農場で育ちました。両親はリンゴ園を...
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No.44
画家-Ewa・Lawrusiewicz【エヴァ・オワルヴロシィエヴィチェ】-忍耐と希望を持つ心優しい人たち
ポーランドの画家エヴァとは、数年前に、北ポーランドのグダニスク近郊のアート・シンポジウムに招待されたとき...
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No.43
バロック&ソフトクラシック・ソプラノ歌手-桜井理恵子【Rieko Sakurai】-どこかで誰かが私の声で、私の音楽で幸せな気分になれたら…
私(筆者)と桜井理恵子との出会いは、新潟フランス協会パリ支部と新潟日報社欧州国際交流拠点開設の一周年記念...
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No.42
アートデザイナー-Bruno-Jean Helgen【ブリュノ=ジャン・エルゲン】-広い世界から見た感性を生活の中のオブジェに託す
パリの北を抜けた郊外のサントーアンに高級アンティークの宝庫として知られるクリニャンクールの「蚤の市」があ...
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No.41
水上書店(La péniche Librairie de l'eau)オーナー-Judith・Rosa【ジュディト・ロザ】-ダイナミックに舵を切り替える人たち
私(筆者)は毎朝、パリ19区「メトロ・ジョレス」の近くのヴィレット停泊所からウルク運河にかけてウォーキング...
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No.40
創作作家(日本人形・折り紙)、琴・三味線奏者-木村 宇佐太郎【キムラ ウサタロウ】-人生の半分をフランスで生きた幸せ
春の陽射しがやわらかい日、パリ15区のメトロ「バラール」から歩いてすぐのところにある創作作家、木村宇佐太郎...
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No.39
画家-Maryline Lefebvre【マリリンヌ・ルフェーブル】-感じたことを描く事は自由への開発
パリの北西に広がるヴァル=ドオワーズ県。ここではパリを通って流れてきたセーヌ河にオワーズ川が注ぎ込む。南...
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No.38
日本舞踊家-藤間 貴雅【フジマ・タカマサ】-日本舞踊に風穴を開ける
私(筆者Tomoko k. OBER)は日本の伝統的な美しい着物を持っているが、着付けもわからず、たためず……。ヨー...
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No.37
画家-Eva・Moeller【エヴァ・メラー】-ベルリンの画家・ノスタルジーと希望
旧東ドイツのチューリンゲン州ズール市はドイツのほぼ中央に位置するフランクフルト(旧西ドイツ)から東に20...
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No.36
画家・建築家・都市計画設計士-Gilles・Chambon【ジル・シャンボン】-同時性絵画
ジルは1950年パリ郊外のモンモランシー生まれ。父親は有名なフランスの性格俳優ジャン・クラリィウ(Jean・Clari...
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No.35
歴史学者(専門:日欧交渉史)・フランス国立学術研究所(CNRS)名誉研究員-Minako・Debergh【美那子・ドベルク】-歴史の穴を見つけて埋めるという繕い物をやっています
何年か前、私が美那子・ドベルクさんに会ったのは、カトリーヌ・ドヌーヴの出演したフランス映画「パレ・ロワイ...
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No.34
浮世を離れ-ルッチン(Lucien)のアート・プランネール(Plein Air)-
プランネールは「戸外でのアート」の意味。アーティストたちが夏に海辺、森林、山、田舎等に集まり、寝食を共に...
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No.33
彫刻家・理学療法士-Raphaël Marcz【ラファエル・マークゼ】-奇跡の手
美しい6月のパリ、高級住宅街が並ぶ16区にある彫刻家ラファエル・マークゼのアトリエを訪ねた。彼のアトリエは...
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No.32
舞台女優、映画監督、フィーソロ・カンパニー主宰者-Sofi・Verchain【ソフィ・ヴェルシャン】-子どもは明日のおとな
「あの日は演技の相手のエネルギーが少しダウン気味でした。その分、私がいつもよりエネルギッシュになって演じ...
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No.31
ピアニスト・アーティスト-Ingrid Fuzjko v. Georgii-Hemming【イングリッド・フジコ・フォン・ゲオルギー=ヘミング】-無垢で少女のような「魂のピアニスト」
私(筆者トモコ・k・オベール)の「フジコ・ヘミング」との出会いは、彼女が「絵描き」のアーティストとしてだ...
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No.30
写真家-Dimitri Tolstoï【ディミィトリ・トルストイ】-我が曽祖父、偉大なる文豪「トルストイ」を継いで
「もの心つくころから父(レフ・トルストイの孫セルジュ)から曽祖父レフ・ニコラエヴィチ・トルストイの話ばか...
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No.29
「ヴァン・ゴッホ研究所(Institut Van-Gogh)」所長-Dominique-Charles・Janssens 【ドミニック-シャルル・ジャンセン】-ゴッホの終焉の地「オーヴェール=シュール=オワーズ」で
「37歳の時、自動車事故に遭ったのが、オーヴェルジュ・ラヴォー(ラヴォー亭)の近くだったのです。病院に入院...
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No.28
画家-Elisabeth・Tomczyk-Kubiszyn【エリザベット・トムチェック-クビシイエンヌ】-戦いの歴史
「大学を卒業する1年前に私は恋人の子供を妊娠しました。みんなに学業と子育ては両立できないと反対されました...
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No.27
羊皮紙デザイナー フランス名誉工房員-Anne-Lise・Courchay【アンヌ-リズ・クーシェ】-
パリ東に隣接しているモントルイユ市の友人のオープン・アトリエに招かれ、幾つかのアトリエを見て回ったとき、...
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No.26
画家-Id Yakoubi【イードゥ・ヤクビ】-美しい愛のある作品を描き続ける
画家イードゥ・ヤクビは、約27年前からフランスの街モンモランシーで創作活動をしている。モンモランシーはパリ...
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No.25
映画監督・シナリオ作家・写真家-Joëlle Novic【ジョエル・ノヴィック】-私の映画は人の生き方を描くこと
映画監督ジョエル・ノヴィックとバスティーユ広場のカフェで待ち合わせた。秋のバスティーユ広場は落ち着いた陽...
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No.24
インスタレーション・アーティスト-川俣 正【Kawamata Tadashi】-世界中のビエンナーレを制覇したアーティスト「造り、壊し、そして何も残さず消し去る」
パリ19区にラ・ヴィレットという市内最大の35ヘクタールの敷地を持つ公園がある。科学や音楽の専門施設や多くの...
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No.23
アクロバット・モダンダンスダンサー-Isabelle Terracher【イザベル・テラシェ】-
空中で踊るダンサーを私はフランスのTVで見たことがあった。サーカスの劇場のような天井の高い箇所から、布だけ...
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No.22
総合芸術家-Naïma Ammari【ナイマ・アマリ】-地中海文明とオリエンタルな精神
パリで暮らしていて地中海文明・文化が「いかにヨ-ロッパに重要な影響を及ぼしたか!」が、否が応でも感じられ...
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No.21
柔道家-Henri Grünfeld【アンリー・グリュンフェルド】-60年間キモノ(柔道着)とタタミで過ごした幸せなフランス人
いつもの様に柔和な顔で子どもたちの柔道の指導をしている柔道家アンリ-。私の息子の柔道指導者でもある彼に久...
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No.20
造形画家-Ko Song Hwa【コー・ソンファ(高 松華)】-「書と版画」の合体芸術
パリの東、モントルイュに3棟の近代的な大きなアトリエ用の建物がある。30人近いアーティストが個人的に安価に...
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No.19
シャンソン歌手、作詞作曲家、東京シャンソンアカデミー代表-Lili-Ley【リリ・レイ】-
小雪のちらつく寒い夜だった。会場はパリ11区のバスティーユ・オペラ座の近くの有名な「Café de la Danse」。ま...
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No.18
パリ大学神経生物学研究室教授・生物学博士-Jean-Marc Jallon【ジャン=マルク・ジャロン】-
「約40年前、私は研究のために日本に行きました。そこで岩坪源洋氏(故人/当時、大阪大学医学部準教授)や多く...
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No.17
「キュリー博物館」館長-Renaud Huynh【ルノー・ウィンヌ】-
30年ほど前に私(Tomoko)はキュリ-博物館を訪ねたことがあった。当時は内部は薄暗く、私の感性の何かを刺激...
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No.16
画家-Vladimir Ulyanov【ヴラディミール・ウリヤノブ】-自由を求めてユニークな作品を発表
私(Tomoko)は毎年招待されているアート・シンポジウム参加しているが、今年は、北ポ-ランドのバルト海岸の村...
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No.15
「メゾン・アトリエ・フジタ(藤田嗣治)」研究学芸員・責任者-Anne Le Diberder【アンヌ・ル・ディベルデール】-
RER(郊外線)に乗り途中バスを利用してやっと着いた小さな村。パリから南方30キロにあるエッソンヌ県ののヴィ...
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No.14
画家-Danielle MILLET-DIFRAYA【ダニエル・ミレー・ディフラヤ】-世界の巨匠ミレーの栄光を背負って描き続けた人生。
「落穂拾い」「晩鐘」「種まく人」等の数々の名作を描いた画家ジャン=フランソワ・ミレー。巨匠ミレーの直系の...
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No.13
イコン画家-Elisabeth OZOLINE【エリザベット・オゾリンヌ】-イコンから来る愛、平和、喜びを感じて
パリ東のヴァンセンヌの森近く、イコン画家エリザベット・オゾリンヌのアパルトマンを訪ねた。サロンの半分がア...
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No.12
画家-松谷武判【Takesada Matsutani】-
パリ11区のメトロ、シャロンヌの近くにある松谷武判氏のアトリエを訪ねた。20世紀前半頃まで、この辺りは木工・...
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No.11
チェロ奏者-Birgit Yew【ビルギット・ユー】-木の精のようなヴィオロンセリスト
「北海の荒海が自分の故郷であり、あの激しい波と強風が大好き」と、目を輝かせ、両手一杯に表現するビルギット...
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No.10
翻訳、著述、通訳、「フランス語でシャンソンを歌う会-パリ」責任者-田中 千春【タナカ・チハル】-フランス語を武器に、ヨーロッパ滞在44年
何年かぶりの寒波の続く2月、雪が薄っすらと積もっており、気温はマイナス8度。この日私は、パリ5区へと向か...
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No.9
造形作家、舞台女優、ダンサー、衣装デザイナー-Claire Toulouse【クレール トゥールーズ】-一瞬のエキリーブルの為に、人生を豊かにさせる考えや行動を引き継ぐ
「私のやっている表現制作の全てに共通する事は、動と不動です」と語るクレール・トゥールーズ。この一言で、絵...
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No.8
Artiste Pluridisciplinaire(複合的総合芸術家)-Catherine de Mitry【カトリーヌ ドゥ ミットゥリ】-何よりも自由のために
「子どもの頃からデッサンが大好きでした。いつも絵を描いていたんですね。それは人に伝えるため、理解されるた...
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No.7
ポーランド「シンポジウム」にて アートシンポジウム主催者-Aleksander Skotarczak【アレキサンダー・スコトルチャック(ポーランド人、画家)】-と周囲の人たち
アートシンポジウムとは、5カ国20人以上のア-ティストが約2週間、衣食住を共にし、課題の作品を創り、発表し...
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No.6
Paris plages(パリ・プラージュ/パリビーチ)とフランスの元カヤック選手-Rene Guerton【ルネ・ゲルトン】-海、河、運河は世界につながる道
10年前にパリ市長の提案でパリ・プラージュ(パリ・ビーチ)ができた。7、8月のヴァカンスに、経済的、身体的...
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No.5
建築家・室内装飾家・映画アートディレクター-Isaak AZMY【イザック・アズミ】-神は人間に創作する知恵を授けた
「母は私の生まれた40日後に亡くなり、父と祖母が育ててくれました。12歳で家族皆で首都のカイロに転居して育ち...
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No.4
シャンソン歌手・女優-Jacqueline Danno【ジャクリーヌ・ダノ】-歌も演技も「本物であること」
私がシャンソン歌手「ジャクリーヌ・ダノ」に会うのは今回が初めてではない。パリの劇場や老舗のシャンソニエ「...
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No.3
フランスを代表するコンテンポラリーアーティスト-Tony Soulie【トニー・スーリエ】-僕はどこまでも続く「道」を歩き続ける
「トモコ会いたかったよ」と、アーティスト「トニー・スーリエ」は子どもっぽく笑いながら言った。目はまっすぐ...
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No.2
日本の建築学科教授はパリをこよなく愛する人
年が明けて2011年となった。パリに住んで約36年、この間パリに関する著書をどれほど読んだことであろうか。日本...
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No.1
「共和国」初の歴史的ビエンナーレに感動-モルドヴァ共和国キシナウ(Chisinau)にて-
想像していたより暖かく穏やかな気候であった。昨年12月、私は歴史ある街キシナウ(Chisinau/モルドヴァ共和国...